Categories: 訃報

【訃報】吉行和子の母親は朝ドラ『あぐり』のヒロイン!作家一家の家族構成!

映画『おくりびと』などで国民に愛された女優・吉行和子さん。

吉行和子さんの母親が、あの人気朝ドラ『あぐり』のモデルだったと聞いたら驚きませんか?

この記事では、母親だけではなく、父親や兄妹も「天才一家」とも呼ばれる吉行家の、知られざるすごい家族構成と、その中で育った吉行和子さんの家族への想いを紹介します。

この記事は、以下の内容についてまとめました
  • 吉行和子の母親は朝ドラ『あぐり』のヒロイン!
  • 吉行和子は作家一家の家族構成!
  • 吉行和子のエピソードや家族との想い
  • 吉行和子に関してSNSの反応を見てみた!
スポンサーリンク

吉行和子の母親は朝ドラ『あぐり』のヒロイン!

2025年9月2日に90歳で女優・吉行和子さんが旅立たれました。

吉行和子さんの素晴らしい人生の裏には、実は「天才一家」と呼ばれる家族の存在があります。

中でも母親の「あぐり」さんは、人気朝ドラのモデルにもなった人物です。

日本の美容界を切り開き、107歳まで元気に生きた、まさにパワフルという言葉がぴったりの女性でした。

①母親は人気朝ドラ『あぐり』のヒロインになったの?

吉行和子さんの母親・吉行あぐりさんがヒロインになった理由は、どんなドラマよりもドラマチックだったからでしょう。

まだ女性が専業主婦で家を守るのが当たり前の時代に、吉行あぐりさん自身の力で美容室を開き、たくましく生き抜きました。

その姿が多くの人の心を打ち、自伝をもとに朝ドラ『あぐり』が作られました。

娘である吉行和子さんは、きっと天国で「うちのお母さんはすごいでしょ!」と誇らしい気持ちでいるのではないでしょうか。

『あぐり』の脚本家は?

NHKの連続テレビ小説『あぐり』の脚本の担当は、脚本家の清水有生(しみずゆうき)さんです。

このドラマは、吉行和子さんの母親である美容家・吉行あぐりさんの自伝的エッセイ『梅桃(ゆすらうめ)が実るとき』が原作となります。

②母親は日本美容界のパイオニア

母親の吉行あぐりさんが美容師になったのは、今から1世紀前の約100年も昔です。

当時は、ほとんどの女性が結婚して家庭に入るのが一般的な時代でした。

そんな時代に「女性も自分の仕事を持つべきだ!」と、西洋の新しい美容技術を取り入れて店を開きます。

吉行あぐりさんの行動は、スマホがない時代に一人でアプリ開発をするくらい、斬新で奇抜な挑戦でした。

なので、吉行あぐりさんは「日本美容界のパイオニア」と呼ばれています。

③母親あぐりは107歳の生涯!母の美学

吉行和子さんの母親・吉行あぐりさんは107歳まで元気に過ごしました。

その長寿の秘訣は、94歳で出版した対談で自ら語った「真剣で好奇心」です。

90代で海外旅行を楽しむなど新しい体験を楽しみ、「キレイでいたい」という思いから常に身ぎれいにすることを心がけていました。

高価なサプリメントではなく、「毎日を楽しむ」というシンプルな美学が、心と体を若々しく守る秘訣だったのかもしれません。

「訃報」と題し、「弊社所属の吉行和子が9月2日未明 肺炎のため 永眠いたしました 享年90」と報告。「故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行いました」と伝えた。

引用元:Yahoo!ニュース
スポンサーリンク

吉行和子は作家一家の家族構成!

吉行和子さんの家族は、まるで物語から出てきたような「文筆家一家」でした。

父はダダイスト詩人、母は朝ドラのモデルになった美容家で自伝も執筆しています。

吉行和子さんの兄と妹はしっかりした芥川賞作家、吉行和子さん本人も名エッセイスト。

家族全員がそれぞれの形で言葉を紡ぎ、時代に名を刻んだ、日本文学界のサラブレッド一家と言えます。

①父親・吉行エイスケは破天荒な天才詩人と残された置き土産

父親の吉行エイスケさんは、若くて才能を認められた天才詩人でした。

しかしその生き方は常識的で、 17歳の吉行あぐりさんと結婚後も自由奔放な生活を送り、36歳で急死

驚くべきことに、吉行エイスケさんは家族に莫大な借金を残しました。

この絶望的な状況が、母親の吉行あぐりさんを日本初の美容師として一人前に押し上げます。

②兄の吉行淳之介は芥川賞作家!

兄の吉行淳之介さんは、日本を代表する芥川賞作家です。

吉行淳之介さんはただの兄ではなく、吉行和子さんにとって最も信頼できる理解者でした。

兄・吉行淳之介さんの作品にはしばしば妹の吉行和子さんが登場し、その仲の良さがうかがえます。

③妹・吉行理恵も芥川賞!兄妹で受賞した日本文学史上初の快挙

妹の吉行理恵さんは詩人であり、芥川賞を受賞した才能ある作家でした。

兄と妹が、日本で最も権威ある文学賞である芥川賞をそれぞれ受賞するのは、前代未聞の快挙です。

天才作家の間で育った吉行和子さんは、二人の才能を誰よりも尊敬し、自らは演劇とエッセイの世界で独自の道を切り拓いています。

スポンサーリンク

吉行和子のエピソードや家族との想い

「天才一家」と呼ばれた家族ですが、吉行和子さん自身は、家族について言及しています。

実は吉行和子さんはインタビューで「家族団らんの経験がない」と、寂しげな過去を明かしています。

28歳で離婚したあと、生涯独身を貫いた吉行和子さんの生き方や、自ら準備したお墓の話から、吉行和子さんの想いを推測を交えて紹介します。

①吉行和子には「家族団らんがなかった」と語る孤独

うちは家族で食卓を囲んだことがないの」と吉行和子さんはインタビューで語っています。

父親・吉行エイスケさんや兄・吉行淳之介さん、妹・吉行理恵さんはみんなすごい作家です。

それぞれが自分の世界に没頭していたため、一般的な家庭のような団らんはないそうです。

天才一家ならではの環境は、幼い吉行和子さんにとって、少し寂しい世界だったのかもしれません。

②28歳で離婚!障害独身を貫いく

28歳で一度結婚したものの、約4年で離婚

その後、吉行和子さんは生涯独身を貫きます。

吉行和子さんは、誰かに縛られることなく、自分らしく生きたいという強い意志の表れだったのかもしれません。

個性を尊重する家族の中で育った吉行和子さんにとって、一人の時間こそが、自分を輝かせるための大切なものだったのでしょう。

③家族のお墓に込めた吉行和子の想い

生きている間はバラバラだった家族ですが、吉行和子さんは、亡くなった両親や兄妹、そして自分が入るためのお墓を、生前に自分で建てていました。

吉行和子さんは「最後はみんなで一緒にいたい」という、彼女の静かで深い愛情の証だったのでしょう。

言葉にはしなくても、吉行和子さんが誰よりも家族の絆を大切に思っていたことが伝わってきます。

スポンサーリンク

吉行和子に関してSNSの反応を見てみた!

吉行和子さんに関してSNSの反応を見てみました。

スポンサーリンク

まとめ

朝ドラ『あぐり』のモデルである母親や作家の兄妹など、天才一家に生まれた吉行和子さん。

華やかな経歴の裏で孤独を抱えながらも、自分らしく力強く生きました。

最後は家族と一緒にとお墓を準備した吉行和子さんの深い愛情に心打たれます。

吉行和子さん、多くの感動をありがとう!安らかにお眠りください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

サイト管理者