山本由伸投手をよく知らない方のために、経歴の凄さをまとめてみました。
山本由伸投手は2021年にNPB史上8人目の投手5冠を達成。
続く2022年には史上初の2年連続投手5冠を達成するという前人未到の快挙を成し遂げました。
2023年にはNPB史上初となる3年連続投手4冠を達成し、歴代最長タイの3年連続沢村栄治賞・MVPを受賞。
特に注目すべきは、2年連続ノーヒットノーランの達成です。
2024年から大谷翔平選手と同じ、ドジャースのチームメイトになります。
来年からの山本由伸投手の活躍から目が離せません。
ドジャースに移籍が決まった山本由伸とは何者か?
出典元:NHKニュース
プロ野球オリックスの山本由伸がポスティングシステムを通じて米大リーグ、ナ・リーグ西地区のドジャースに入団が決定。
山本由伸の契約は12年で総額3億2500万ドル(約465億円)となり、日本選手の米球界移籍時の最高額。
オリックスにはポスティング譲渡金として約72億3500万円が支払われます。
山本由伸は最速159キロの直球と多彩な変化球を持ち、大谷翔平選手と共にドジャースのチームメイトになります。
2024年からダイリーグで活躍が予想される、山本由伸投手の経歴をまとめました。
ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手がアメリカのメジャーリーグ(以下、MLB)に移籍するための方法です。このシステムでは、選手がMLBに移籍したいと思ったら、まず自分の日本の球団が移籍を許可する必要があります。許可されてから、MLBの球団と選手が交渉を始めます。交渉がうまくいって契約が成立すると、MLBの球団は選手の日本の球団に「譲渡金」を払います。このシステムは、選手が海外で挑戦する機会を得るためのもので、日本の球団にも金銭的なメリットがあります。
山本由伸の選手情報と概要
山本由伸は、1998年8月17日生まれの25歳。
岡山県備前市出身のプロ野球選手で、ポジションは投手の右投右打です。
身長178cmの体重80kg。
彼は2021年に日本プロ野球(以下、NPB)史上8人目となる投手5冠を達成。
翌2022年にはNPB史上初の2年連続投手5冠を達成しました。
2021年から2023年にかけてNPB史上初の3年連続投手4冠を達成。
歴代最長タイとなる3年連続で沢村栄治賞・MVPを受賞しています。
2023年には沢村栄治以降、初となる2年連続ノーヒットノーランを達成しました。
プロ野球オリックスの山本由伸選手が、ポスティングシステムを通じて米大リーグ入りが決まりました。
12月22日(日本時間)にナ・リーグ西地区のドジャースに決定。
山本投手の契約は12年で総額3億2500万ドル(約465億円)となり、日本選手の米球界移籍時の最高額。
オリックスにはポスティング譲渡金として約72億3500万円が支払われます。
山本投手は最速159キロの直球と多彩な変化球が武器です。
大谷翔平選手とチームメイトとなります。
- 勝利数:シーズン中に最も多く勝利を挙げた投手
- 防御率:投手が許した自責点の平均が最も低いこと
- 奪三振数:シーズン中に最も多くの打者を三振に打ち取った投手
- 完投数:シーズン中に最も多くの試合で初回から最終回まで投げきった投手
- 完封勝:シーズン中に最も多くの試合で相手チームを無得点に抑えて勝利した投手
山本由伸の経歴
山本は小学1年生から野球を始め、中学時代には全国大会に出場。
高校では都城高等学校に進学し、本格的に投手としての練習を開始します。
高校時代にはノーヒットノーランを達成し、宮崎大会では5回ではあるが完全試合を記録。
高校2年の春にストレートで147km/hを出し、同年夏の宮崎大会で151km/hを計測しています。
2016年のドラフト会議でオリックス・バファローズから4位指名を受け、プロ入りしました。
契約金は4000万円、年俸500万円(推定)の条件で入団。
山本由伸のプロとしての活躍
オリックス時代の山本は、2017年8月20日の千葉ロッテマリーンズ戦一軍で初出場します。
2018年にはリリーフ登板で好成績を収め、新人王投票でリーグ2位の票を獲得。
2019年には先発へ再転向し、最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
2020年と2021年には、それぞれ最多奪三振のタイトルと投手5冠を達成。
日本での7シーズンで70勝29敗1セーブ、防御率1.82、972奪三振の成績を残しています。
プロ野球界での地位を確固たるものにしました。
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— MLB Japan (@MLBJapan) December 19, 2023
NPBだけでなく国際大会でも活躍🏅
メジャーでもトップクラスの活躍に期待が高まっています🙌 pic.twitter.com/EGdket5Fbm
山本由伸の選手情報とタイトル
以下の表は2023年の山本由伸投手の主要な成績をまとめました。
特に、NPB史上初の3年連続投手4冠(勝利数、防御率、奪三振数、完投数)達成。
歴代最長タイとなる3年連続で沢村栄治賞・MVPの受賞は、彼の卓越した実力と影響力を示しています。
項目 | 詳細 |
チーム | オリックス・バファローズ |
ポジション | 投手 |
シーズン成績 | NPB史上初の3年連続投手4冠を達成 |
防御率 | 1.21(2023年) |
主な成果 | 投手5冠達成、沢村栄治賞・MVP受賞 |
特筆すべき記録 | 2年連続ノーヒットノーラン達成 (2022年は埼玉西武ライオンズ戦、2023年は千葉ロッテマリーンズ戦で達成) |
国際大会出場 | 2023年ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC) |
獲得メダル | 2023年WBC金メダル |
受賞 | 歴代最長タイとなる3年連続で沢村栄治賞・MVP受賞 |
年俸 | 6億5000万円 (2023年の推定) |
山本由伸のタイトルから見た凄さ
出典元:読売新聞オンライン
山本由伸投手の凄さは、彼の圧倒的な成績と成果によって明らかです。
彼は2021年に日本プロ野球史上8人目となる投手5冠を達成し、続く2022年には史上初の2年連続投手5冠を達成。
2021年から2023年にかけてはNPB史上初の3年連続投手4冠を達成しました。
歴代最長タイとなる3年連続で沢村栄治賞・MVPを受賞。これらの成績は、
特に注目すべきは、2023年に達成した2年連続ノーヒットノーランです。
これは日本プロ野球史上でも非常に珍しい快挙であり、投球技術の優れた能力を物語っています。
国際舞台でもその才能を発揮し、WBCで日本代表として金メダルを獲得。
山本由伸投手の存在は、日本プロ野球界において若い世代の選手の模範となります。
彼のキャリアは、野球ファンならずとも注目に値するものであり、今後も彼の活躍から目が離せません。
さらに、移籍したドジャースでの活躍も期待されています。
大谷翔平選手同様、間違いなく活躍する選手であることは明らかです。
山本由伸の凄さは、最速159キロの直球と鋭く落ちるスプリットとカーブ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を自在に操ります。
2024年からメジャーリーグのドジャース戦が楽しみです。
【MLB】ドジャースに在籍した日本人選手【歴代】
— 大谷翔平 速報⚾️ShoTime News (@ShoTime_News) December 22, 2023
野茂英雄(1995-1998,2002-2004)
石井一久(2002-2004)
木田優夫(2003-2004)
中村紀洋(2005)
斎藤隆(2006-2008)
黒田博樹(2008-2011)
前田健太(2016-2019)
ダルビッシュ有(2017)
筒香嘉智(2021)
大谷翔平(2024)←🆕
山本由伸(2024)←🆕 pic.twitter.com/qbSmpqx9t8
まとめ
大リーグのドジャースに移籍した山本由伸投手は、日本プロ野球史上に残る輝かしい足跡を残しています。
2021年から2023年にかけてNPB史上初の3年連続投手4冠を達成。
3年連続で沢村栄治賞・MVPを受賞するなど、その実力は折り紙付きです。
特に2023年の2年連続ノーヒットノーランは、彼の圧倒的な実力を象徴しています。
山本投手の成果は、日本野球界のみならず、世界の野球ファンにとっても注目すべき話題です。
今後の活躍が大いに期待されています。